DTMについて。その1


毎度毎度テーマに一貫性が無いシリーズをお届けしております(笑)。
さて、今日はいわゆるDTMというものについてちょろ〜っと書いてみたいと思います。




そもそもDTMの意味を知っている人というのは、世の中にどれくらい居るものなんでしょうか…、という事も素朴な疑問では有りますが、^^; 少し気になったりもします。(当然、年代やパソコンの使用頻度等によってもその割合はかなり違ってきそうですが…)
DTP(いわゆるDeskTopPublishing)とかの方が一般的な認知度はかなり高いのかもしれません。


さてDTMとは、「DeskTopMusic」の略ですが、日本でのみ使われている言葉(らしい)です。
基本的にはパソコンを使って、作曲や演奏を行なう事であります。打ち込み音楽です。
…と、一言で言ってしまえばそれでお終いなのですが(笑)、今ではデジタル機器の進歩によって、十年、二十年前では、ウン十万円かかっていた事が、2〜3万円で出来たり、プロでなくても自分のCDを作ったりする事が割と当たり前に出来るような時代になってきているようです。
(無論聴く人に楽しんでもらえるには、それなりにスキルを積んでいく事が必要なのだと思いますが…)


DTMが始まった当時に、DTMと切り離せない程、深い関連が有ったものとしてMIDIという規格が有ります。
MIDIとはMusicalInstrumentsDigitalInterfaceの略であり、簡単に言うと楽譜の電子データのようなものかもしれません。
とは言っても、ただ音符が入ってるだけではなくて、その音の弾く強さ(ベロシティ)、楽器の種類(音色)、音量(ヴォリューム)、音の揺れ(モジュレーション)、テンポなどの情報も含まれています。
つまり、演奏する側にとって必要な情報が全て電子データとしてそこに収められているわけです。
そしてそれを演奏するのに必要なのが、いわゆるMIDI音源になります。


MIDI音源はハードの音源が主流ですが(ちなみによく見かけるところで言うと、^^; カラオケの伴奏を鳴らす機械もでっかいハード音源と言えるかもしれません…)パソコンにインストールするだけで再生出来るソフトウェアの音源も普及しています。
外付けのハード音源の方が当然音がいい(はず)ですが、最近ではかなり高性能のソフト音源も出てきているようです。


つまり同じMIDIでも、それを鳴らすMIDI音源によって全然違う鳴り方をするわけです。
それがMIDIの面白いところでも有るのですが、ある人が作ったデータをその意図通りに聴くには、その人が使っているのと同じMIDI音源を使う必要が有るという間口の狭さを生んでもいました。
しかしそれも、RealAudio、WindowsMediaファイル、MP3ファイル等の普及によって、MIDI音源の演奏を録音したものをそのまま聴く事が出来るようになっています。


最近ではDAW(DigitalAudioWorkstation)ソフトという、デジタルでオーディオの録音、編集、MIXをする為のソフトがかなり廉価で手に入るようになってきました。
こちらの代表的なものとしてはProToolsCubase、Logic、DigitalPerformer、Cakewalk等が有ります。


今ではプロとアマの差は環境的なものというより、
演奏能力や、録音技術、コマーシャル性、
そういうものなのかもしれません…。


(※ 興味の無い人には何の事やら? 知ってる人にはだから何だよ?
みたいな事しか書けておりませんが…(苦笑)。^^;;;)


以下色々書いてたんですが、個人的な話だったので省略で(笑)。


では。


※ Wikipediahttp://ja.wikipedia.org/)の
 「デスクトップミュージック」、「MIDI」、「DAW」を参考にさせて頂きました。