「曇天」


僕らはずっとこのまま
晴れない霧を彷徨う
夢遊病者のように
ゴールには決して辿り着けない


 覆われた雲の中に
 射した希望を追いかけるよ
 笑われたっていい
 君の笑顔を見る為に
 この手が汚れても


  僕らの嘘が
  いつか照らされて
  全部裸になってしまう
  そんな日を待っているんだ


  それまでこんな曇りの日を
  淡々と生きていくのも
  きっとそんなに悪くはない
  そう信じればいいんだ



世界はずっとこのまま
溶けない雪に埋もれ
嗄れ声の法螺吹きよ
永遠に未来に辿り着けない


 覆われた心達が
 綺麗な刹那を光らせたよ
 潰されたっていい
 君の裸を見る為に
 この愛が腐っても


  僕らの夢が
  いつか暴かれて
  後悔する程叶ってしまう
  そんな日を待っているんだ


  それまでこんな曇りの日を
  淡々と生きていくのも
  きっとそんなに悪くはない
  そう信じればいいのさ



  僕らの嘘が
  いつか照らされて
  全部裸になってしまう
  そんな日を待っているんだ


  それまでこんな曇りの日を
  淡々と生きていくのも
  きっとそんなに悪くはない
  そう信じればいいんだ