「僕が吐いた嘘と君の記憶」


  幾つもの別れの終わりに

  初めて本当の自分に出会えた

  そんな風に思いこんで

  いつものように現実逃避



  どこにも行けないって

  思い込んでただけ

  世界はこんなにも広く遠く

  まだ出会った事がない景色が

  自分の中にもいる 気付いた


   手を繋いで

   笑いあえたのは何時?

   君が幸せだと嬉しい

   せめて前を向けているように

   そんな風に願って 欺瞞だと押し殺す

   一筋の光が そんな風に訪れた



  欺かれ欺いた週末

  ウソツキでやさしい貴方に出会えた

  物悲しげで毅然として

  あの頃のよに笑みを湛えて


  どこにも行けないって

  夢を諦めてただけ

  未来はこんなにも美しく

  まだ出会った事がない貴方に

  出会える可能性は まだ有る


   日を灯して

   希望を失くしたのは何故?

   僕ら生きていく 意地と愛

   いつも前を向いて走ってく

   そんな風に戦って 欺瞞でも構わない

   一筋の哀しみ もう一度君に会いたい


   手を繋いで

   笑いあえたのは何時?

   君が幸せだと嬉しい

   せめて前を向けているように

   そんな風に願って 欺瞞だと押し殺す


   一筋の光が そんな風に訪れた


   もう一度君に会いたい